トップリーグでは開幕戦で接戦ながらも三洋電機が東芝から逃げ切りました。
スタンドには両チーム共に会社社長始め幹部が応援に駆けつけます。秩父宮ラグビー場正面の駐車場には黒塗りの社用車がずらりと並ぶのも恒例です。
三洋電機はインフルエンザでCTB霜村キャプテンを欠く布陣、逆に東芝は準決勝を怪我で欠場のWTB廣瀬キャプテンが復帰しての布陣。
ここまで来るとキャプテンが試合に出ているか、いないかは、あまり関係無い様にも思えますが、精神的支柱と言うのは、やはり大きな存在なのでしょうか。
先制は東芝、PGで3点、その後も東芝が攻めるが、三洋のゴール前のディフェンスを崩すまでには至らず、前半終了間際にようやくPGで東芝が追加点を挙げる。
後半は三洋が巻き返しに出てきたが、東芝もゴールは割らせずに後半は両チーム共に無得点。まさに息詰まる攻防で、肩に力が入り見応えのある試合でした。
トライの華やかさは観ていて判り易くて盛り上がるのでとても気分爽快なのですが、ラグビーの醍醐味とも言えるボールの奪い合い、接点の攻防、生身の身体と身体の激しいぶつかり合いが生で観られてとても良かったです。勝敗はつきましたが、全身全霊をかけて戦った両チームの選手にお礼を言いたいです。
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